2014.01.18 マイホームを売って譲渡益がでた場合の税金の優遇③~買換えの課税の繰り延べ~(措置法36条の2)


土地や建物を売って譲渡益が出ると、税金がかかります。


この譲渡益のことを譲渡所得といいます。


譲渡所得に対する税金は次のとおり。


売却収入-(取得費+譲渡費用)=譲渡所得(マイナスの場合は譲渡損)

譲渡所得×税率=税額


所有期間が10年超の居住用マイホームを売って、

新たに居住用のマイホームに買換えた場合、

新たなマイホームの売却時まで、

譲渡所得に対する課税を繰り延べる優遇があります。


イメージ。


①旧マイホームの購入

1,000万円で購入


②旧マイホームを5,000万円で売却

5,000万円-1,000万円=4,000万円(原則:課税 → 優遇:繰り延べ)


③新マイホームに買換え

7,000万円で購入(2,000万円を持出し)

④新マイホームを8,000万円で売却

8,000万円-7,000万円=1,000万円

1,000万円+4,000万円(繰り延べた譲渡所得)=5,000万円(課税)


課税の繰り延べと、

3,000万の特別控除+軽減税率を

併用することはできません。


課税の繰り延べと、住宅ローン控除を

併用することもできません。


マイホームを売って譲渡益が出た場合に使える優遇のまとめ。


①所有期間10年以下のマイホームの売却

3,000万円の特別控除


②所有期間10年以下のマイホームの売却 + 新たなマイホームの購入

いずれか選択

・3,000万円の特別控除

・住宅ローン控除


③所有期間10年超のマイホームの売却 + 新たなマイホームの購入

いずれか選択

・3,000万円の特別控除+軽減税率

・買換えの課税の繰り延べ

・住宅ローン控除


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